素材・材質の違い

門柱

門柱の素材どれがいいのかな?

門柱とは、インターホンや表札・ポストが一体になった部分を指します。敷地の面積や道路から玄関までのアプローチの長さなどを考慮して、大きさや設置位置を決定します。タイル貼り、塗り壁など一からデザインした門柱から、ポストや表札などがあらかじめ組み合わさっている機能門柱まで、豊富な種類やデザインからお選びいただけます。

タイル

塗り壁やコンクリートで作った門柱の一部にタイルを施工すると、個性的な門柱に仕上がります。異素材の組み合わせがおしゃれで、家のデザインが特徴的でも負けない存在感を放つでしょう。タイルは色や形、素材が非常に幅広いため、コンクリートと組み合わせてシックな印象にも、漆喰と合わせてファンシーな印象にもできます。

四角柱型

細目の四角柱を一本玄関前に立てるタイプの門柱。スリムで場所をとらず、シンプルなデザインなのでどのような住宅にも合わせやすいので人気です。細身のためウォール型に比べるとつけられる機能に限度はありますが、表札はも
ちろん、ビルトイン型の郵便ポストと門柱灯くらいは標準で取り付けが可能です。

ポール型

洋風住宅には、丸柱をベースに装飾したポール型を合わせることが多いです。優美な曲線を配したおしゃれな門柱で、機能というよりはデザイン重視の住まいに採用されることが多いです。先端にランプのような照明を取り付けたり、ボックス型の郵便ポストを吊り下げたりすることが可能です。

ウォール型

道路または玄関ドアと並行に、高さ100~150㎝ほどの壁を設け、そこに表札や照明、インターホン、郵便ポストなどを集約するもので、門袖とも呼ばれます。幅があるため道路側からの目隠しとしても機能します。デザインは非常に多彩で、全面を覆う壁タイプ以外に、角材を縦にならべた格子状のものや、意匠性の高いガラスを埋め込んだもの向こう側が透けて見えるブロックなどを使い、圧迫感を減らしているものもあります。

ブロック

コンクリートのブロックを積み上げるタイプの門柱もあります。表面に溝や凹凸のついている化粧ブロックなら、無機質な印象にもなりません。オリジナルで作れる門柱の中では、最も安価にできます。

木製

外装用の木材や人工木を使った門柱は、ナチュラルテイストの住まいに合わせやすく人気です。塗装や加工次第では、純和風建築にも、ヴィンテージ調にもアレンジできます。植栽ともマッチしやすいので、ガーデニングが好きな方や自然いっぱいの家にしたいという方にはおすすめです。ただし、耐候性を高める加工をしていても、経年により傷みやすいというデメリットもあります。

レンガ

レンガはアイアンや鋳物と相性がよく、どちらかというと洋風の住まいに似合います。同じ色合い・形のものが整然と並ぶものと、あえて色のムラや欠けがあるものを組み合わせるものとで仕上がりの印象が変わります。

石材

細かく砕石したものを積み上げて作るものと、岩の状態から柱状に切り出して作るものがあります。数十年、数百年前から地球上に存在する石材は、耐久性は抜群。メンテナンスも不要です。